
すべてのものはつながっています。切り離されているものなど、一つもありません。
わたしたち人間は、地球という、同じ一つの家に住む、兄弟姉妹です。
神を信じるすべての人にとっては、
「存在するすべてのものが、神からのたまものです」(LS 5)
「無関心でいられるものは、この世に一つもありません」(LS 3)
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特集 ラウダート・シ10周年
ラウダート・シ10周年記念シンポジウム
エコロジカルな霊性――和解を生きる――
主催 日本カトリック司教協議会ラウダート・シ部門
『ラウダート・シ』公布から10年。希望の巡礼者として歩む聖年に、エコロジカルな霊性を3つのアプローチで分かち合うシンポジウムを企画しました。家庭、初等教育、諸宗教対話の現場に立つ3人の方々をお招きし、それぞれの経験から、信仰といのちについてともに考え、ともに夢見る機会としたいと考えています。
自然を眺め、そこに秘められた不思議に触れて、心に生まれる驚きと深い感動――。子どもの成長に見るいのちの躍動、出会う人の喜びと苦しみに垣間見る神の現存、そして訪れる驚嘆と畏怖――。
わたしたちは人々の希望や苦しみに心を重ねる中で、互いの、そしてすべての生き物との連帯のきずなによって生かされていると気づき、いのちを守る務めに目覚め突き動かされていくのではないでしょうか。こうした生きる知恵と力の泉が、霊性といえます。教皇フランシスコの回勅『ラウダート・シ』の求める、つながりの自覚、調和の保全は、エコロジカルな霊性を土壌としているのです。
「すべてのいのちを守るための月間」(9月1日-10月4日)最終日、アッシジの聖フランシスコの記念日に。
- 日時 2025年10月4日(土)
- シンポジウム 13:00-15:00(ライブ配信あり)
- 記念ミサ 15:15~16:00(ライブ配信なし)
- 会場 福岡サン・スルピス旧神学院(〒814-0131 福岡市城南区松山1-1-1)
地下鉄七隈線「七隈駅」下車徒歩13分/バス停「神学校前」下車徒歩2分/駐車場有 - 参加費 無料
- 参加方法
- 会場参加(申込不要、直接会場にお越しください)
- オンライン参加(お申込みください。直前まで申し込み可)お申込みはこちらから⇒ https://ws.formzu.net/fgen/S822703910/
- オンライン視聴のみ(申込不要、ライブ配信をご覧ください)
岩根のぞみさん
福岡教区信徒
菊池教会所属
ご自身の子育てや、日々の生活を通して感じてこられた思いや気づきをもとに、購買・所有・消費、という選択の連続である家庭の現場から社会への働きかけについてお話しいただきます。
深井隆弘さん
福岡教区信徒
福岡海星女子学院附属小学校校長
環境教育の実践を通して、生徒たちの心にどんな気づきや変化が生まれたか。問いをもち、考え、深めていく子どもたちの内面的歩みをお話しいただきます。
フランコ・ソットコルノラ神父
聖ザベリオ宣教会
真命山・諸宗教対話センター創設者
自然とともにある暮らしの中で、キリスト教信仰を日本の精神文化の中で生き、他宗教との対話を重ねる霊性の歩みから、響き合うものを分かち合っていただきます。
問合せ先 日本カトリック司教協議会ラウダート・シ部門(電話 03-5632-4445/✉laudatosi@cbcj.catholic.jp)
特集 司教団文書『見よ、それはきわめてよかった――総合的なエコロジーへの招き』
インテグラル・エコロジーとは――integral ecology?
インテグラル・エコロジーとは、わたしたち人間のいのちを成り立たせている自分自身とのかかわり、他者とのかかわり、自然とのかかわり、神とのかかわりに、しかるべき調和を取り戻しつつ、人格的完成を目指して皆がともに歩む世界(人類共同体)を作ろうとする、すこやかないのちの営みに立ち返る学びと実践のことです。
生き方
道しるべ
世界に対する応答
信仰者たちの確信
ケアの最善の道
広範な展望
心の平安の保持・強化
愛の小さき道の実践